フランスの新聞ルモンド紙に、尖閣諸島沖の中国漁船の衝突事件をめぐっての中国政府の姿勢により、アジアの近隣諸国がアメリカとのきずなを強めるのではないかという論評があったそうです。
バンクーバーの新聞 the Vancouver Sun でも同じような論評を読みました。”高圧的”な中国の日本に対する姿勢は日本そして近隣諸国がますます「アメリカ」寄りになるきっかけになるのではないかと。
それにしても、日本の領海で故意にぶつかって来て、補償金を請求するなんて「いじめっ子のいやがらせみたいなもんだな」と思っていたのですが、
偶然にも、私のカナダ人の友人もいじめっ子 “bully” (英語ではこう言います)という言葉を使って中国のことを言っていました。
今回の事件はどうやら日本の事情を他国は理解してくれているようで、外国には住んでいますが一日本人として腹立たしくおもっていたこの一件少々私の中ではおさまりつつあります。