人種に関係なく人々のつながり・あたたかみをこんなに感じたのは生まれて初めてです。 Tsunami(「津波」日本語から英語に転用された言葉です)・・・Japan・・・という言葉とともに一面がれきの海、オイルタンクが炎上している自分の目を疑うような画像が目に飛び込んできたのはがバンクーバー時間の木曜日の夜でした。
それからいままで音信不通だったカナダ人の友達も含めて週末はお見舞いの電話・メールを世界各地の知り合いからたくさんいただきました。今週末は1台のテレビは日本語放送で日本の様子をもう一台は英語放送でこちらの動向を把握していました。
カナダのニュースによれば、まずは「人命救助」が先決ということでアメリカ・イギリスなどの救助隊が日本入りしたようです。そのニュースの中で感動したのはタイからの援助隊と寄付金です。最近同じように津波の被害にあった経験を活かしてか必ずしも安定した国内状態でもない中このようないち早い行動には頭が下がります。カナダももちろ準備万端状態で日本政府からの指示待ちのようです。
今カナダのメディアの懸念事項は、福島原発の「原子力もれ」についてです。チェルノブイリのように後世まで影響がでては困るからです。でも日本の原子力に関する技術・知識には信頼は得ているようなニュアンスに解釈できます。
「人命救助」と「原子力もれ」という二つの課題・・・・・ここカナダから一刻も早い解決を祈っています。
追伸:日本の自衛隊の救援活動と赤十字活動は高く評価されているようです。 今回の一押し単語は、その自衛隊の派遣にしました。あわせてみてくださいね。