バンクーバーのつい最近までの話題といえばホッケーでした。カナダの国技なので日本での野球ファン・サッカーファンのように熱烈ファンがいます。今回はバンクーバーのチームthe Canucks(カナックス)がスタンレーカップ杯の最終戦まで勝ち残ったのでホッケーファンのみならず一般の人たちをも巻き込む応援となりました。その最終戦バンクーバーで行われたのですが「アメリカンのボストンのチームに惨敗しました」。今日のいちおし単語はこの表現です。
それに乗じて10代の若者達が町のデパート・店のショーウインドウを割ったり駐車している車に火をつけたりと暴徒化しました。「最終戦に勝っていたらこんなことはしなかったのかな」と言う意見もありますがゲーム観戦の際からバンダナで顔を隠している人たちもカメラで捕らえられているし「もしかしたら計画的だったのかな」とも言われています。でもその昔日本の流行語大賞になったような言葉「みんなで渡れば怖くない」的な発想でしょうかね。「みんなで渡れば怖くない」と言う表現は「赤信号でもみんなで渡れば車が止まってくれる」といった集団だとだめなことでもできちゃう的発想です。
きょうそのデパートの前を通りましたが一般市民の被害者に対する同情・または暴徒化した若者達に対する怒りのメッセージが割られたショーウインドウをカバーしている板に書かれていました。
ダウンタウン デパートの前。
暴動に対するメッセージ。