
さて、第1回目の今回はオンラインDVDレンタル「Netflix」に関するこちらの記事から


〜今回のポイント一覧〜
●ポイント1〜those=people〜●
まずはTOEIC特有の’those’の使い方をマスターしましょう。英単語の「’those’の意味は?」ときかれたら何が一番に思い浮かぶでしょうか?学校に来たばかりの生徒にこの質問をすると、ほとんどの生徒が「それら」や「thatの複数形」などこたえます。もちろん間違えではないのですが、実はTOEICで’those’ ときたらまず一番に頭の中にでてくるイメージは「those=people」となります。
Those who want to rent up to two DVDs at a time with streaming will pay $20 per month, or 33 per cent more. Those wanting three DVDs at a time with streaming will pay $24 per month, or 20 per cent more.
‘those’を「それら」の意味でとってしまうとちょっと訳がとりにくくなりますが、「those→people」で読んでみると・・・
People who want to rent up to two DVDs at a time with streaming will pay $20 per month, or 33 per cent more. People wanting three DVDs at a time with streaming will pay $24 per month, or 20 per cent more.
となります。どうでしょうか?大分読みやすくなりましたか?
この’those’の使い方は、TOEIC特有というよりかは、日常英語ではよく使う表現なので是非覚えておきましょう。
●ポイント2〜主語・述語を見分ける〜●
ポイント1で’those’を’people’という単語にかえて読みやすくはしてみたものの、文章自体がまだ少し長いですね。ここで文章を読む時のコツとして、英語の5文型の考え方を活用する事ができます。
この5文型を使って英語を読む力をつけるのが、Mieko式英語勉強方法なのです!英語の文章を読み進める上で一番大切なのはまずは「誰」が「何」をしているかを見分ける事です。つまり英文の中の『主語』と『述語』をしっかりと見極める事が何よりも一番大切なのです。意外とシンプルな作業と思われた方もいるかもしれませんが、上の文章の述語(述語動詞)を’want’ と思われた人は何人いるでしょうか!?
Those who want to rent up to two DVDs at a time with streaming will pay $20 per month, or 33 per cent more.
文章の先頭に来る名詞は必ず文の(S)主語になりますので、「those」が主語になります。次に述語動詞となりますが、’want’の前に関係代名詞の’who’がきていますね。という事は、この’want’は関係代名詞の中の動詞となりますので、述語動詞ではありませんね。そうすると、もう少し後ろにきている’will pay’がこの文章の(V)述語動詞になります。
文章を簡単にすると・・・
Those will pay $20.
→People wil pay $20.
となりますね。この文章なら問題なく訳がとれますね。もとの文章のもっとも重要な所はこれだけす。直訳すると「人々は毎月$20はらいます。」という感じになりますね。あとは自分の解釈のしやすいように読み進めていけば良いので、文中の’people’といのは、「人々」「登録者」「Netflixメンバー」「会員」のどれでもよいことになります。TOIECのもう1つのポイントとして、日本語文章の訳にこだわらないという事も頭の片隅にでも入れておくのも良いでしょう。TOEICを受けた事がある人はすでにご存知かもしれませんが、TOEICは時間との勝負にもなりますからね!
●ポイント3〜文章は前から後ろにどんどん読み進める〜●
次のポイントはこの5文型の考え方を応用して英語を前から後ろにどんどん読み進めていく事です。ここからは少し上級の読み方になりますが、ポイント2の(S)主語(V)述語の取り方をしっかり覚える事ができれば必ず英語の文章を読む力を身につける事ができます。
英語の文章の読み方は、文型によってある程度型にはめる事ができます。例えばポイント2で簡略化した文章であれば、
People will pay $20 SVOの第3文型となりますので、「SはOをVする」という訳になります。
S V O
この文型分けをマスターできると文章が次のような感じで見えてくるようになります。
Those who want to rent up to two DVDs at a time with streaming will pay $20 per month, or 33 per cent more.
最終的な訳はポイント2で簡単にした文章の訳に上の赤字の部分(文の主要素)に残りの部分を付け足してあげれば完成ですね
→「人々(どんな人々かというと、借りたい人、最高で2つDVDを、一度に、ストリーミングサービスと併せて、したい人々)は払います、$20を、毎月、それが33%増しになります。」訳はこんな感じになり、日本語としてはあまり自然な表現にななりませんが、ポイント2で述べた通り、この訳は文章をよんでいる人自身さえ理解できれば、それ以上の翻訳作業は必要ないので、この段階で文章が何を言っているのかがわかればそれでOKとなります。
もう少し綺麗にまとめるとこんな感じになります→「ストリーミングとあわせて、一度にDVDを最高で2つレンタルしたい人は、毎月20ドルを支払う事になり、それは(従来の料金よりも)33%増の数字になる」(あとは、文脈や前後の文章に併せて訳をしていければいいです。)
TOEIC英語というものは、日本で学んできたいわゆる受験英語とは少々異なる要素が多々あります。大学受験の二次試験にでてくるような翻訳問題や、見た事も聞いた事もないような英単語の意味を答える問題等はなく、あくまでもネイティブスピーカーの観点から、日常的に使われている表現や単語をきいてくるものです。今現在TOEICの勉強をしている方や、これからTOEICの勉強を使用と考えている方は、まずTOEICにでてくる単語を少しでも多く覚え、文章の読み方をマスターしていってください!正しい勉強方法を続けていければ自ずとスコアは着いてくるものです。
●ポイント4〜TOEIC頻出単語一覧〜●
最後に本文中に出てくる、TOEIC頻出を紹介します。単語レベルは500点〜600点程度になります。
-raise -subscriber -provoke -include -investor -reduction -embrace -charge -outrage -willingness -satisfy -up to~ -come in handy -lure -device -provide -expand
上の解説の中にもでてきた5文型の指導や、Able English Studies校長の西浦が自ら考案した独自のアプローチMieko式勉強方法で、今月もたくさんの生徒さんがTOEIC目標点達成しています。現在バンクーバーに滞在中で、TOEICの勉強をとお考えのかたは、是非一度学校にお越し下さい!無料トライアルレッスンも随時受付中です!お問い合わせはこちらからどうぞ
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