私がSFU (Simon Fraser University )の学生だった時”心躍らせていた瞬間”がありました。「今日は会えるかもしれない」と。一体誰だと思いますか。ここでgood-looking guy(カッコいい男性)といいたいところですが・・・ good-looking dog だったのです。教育学部の教授が大学につれてくる「柴犬」でした。 この柴犬(犬のことは詳しくありませんが日本原産の犬です)に会うと日本を思い出すし、またこのワンちゃんの話題で教授ともお話ができるきっかけができるし・・・またこのワンちゃんの仕草をみていると本当に心が癒されました。
北米ではこのように大学などのような職場では犬を連れて来ることが許可されています。最近ではAmazon (アマゾン)や Google(グーグル)などでもスタッフの「心の癒し効果」や「職場の雰囲気を和らげる」などの理由で届出をし一定の条件を満たした犬は飼い主と一緒に職場で一日を過ごすことができます。
とはいえもちろん反対の立場の人たちもいます。先日もカナダ人の友人が「今日はとっても悲しくて怒りに満ちたことがあった」と言って彼女の経験を話してくれました。医者に盲導犬(guide dog)を連れて行ったら受付で「先生が犬が怖い人なので犬と一緒では診察できない」と。まっ、これは極端な例で話題に持ち出すこともないのですが、私もこの話をきいて本当にびっくりしたところなので書いてみました。
私的には、少なくとも大学のキャンパスであった犬達はちゃんと教育がされており、社員食堂やトイレには出入りできないとかそれぞれの飼い主であるスタッフの部屋にいることなど基本的なルールがあるのでこの犬を職場につれてくる傾向はもっと多くの会社で広まるのではないかと思っています。面白いのはワンちゃん達も職場でうまくやっていけるかどうか6週間の「見習い期間(試用期間)」があるのです。今日のイチオシ単語はこの「彼は6週間の試用期中」です。あわせて読んでくださいね。