先日の民主党元党首管氏の辞任表明をうけて、先週元財務大臣の野田佳彦氏が新内閣総理大臣に就任しましたね。 今回の新首相誕生で、日本はこの5年で6回目の首相変更ということで、世界各国では「また変わった!?」という反応が否めない感じがするのは自分だけでしょうか?それでも日本では支持率低下や政策に対する取り組みなどで、任期を待たずして、数ヶ月で辞任を求める報道が毎回されますね。確かに国民の声を反映するのが内閣支持率なのかもしれませんが、責任を果たさないまま総理の職を辞されるのもどうなのかと考えてしまいます。
さて、今回はその野田新首相就任に関する、フランス通信社の記事から
紹介文章:
Japan’s revolving-door leadership, due in part to bitter factional infighting and a busy electoral calendar, is widely seen as muddying the DPJ’s policy goals and weakening the country’s position on the world stage.
訳:党内での派閥争いや忙しい選挙予定などが一部の理由として、総理大臣が回転式ドアのように就任しては辞任するような日本のリーダーシップは、与党の政治目標を足止めするとともに、世界での日本の立場を弱体化する見られる。
〜今日のポイント〜
ポイント:離れていても ‘ due to ‘ を見抜く
●TOEICは教科書通りにはいかない! 熟語は組み込みに注意●
まずは ‘ due to ‘ という表現をしっているかどうかがポイントですね。表現自体はTOEIC600店前後の表現ですので是非覚えておいていただきたい熟語です。英語の教科書や単語帳にはこの表現は基本的に「due + to」のセットで覚えるような感じで説明されるとおもいますが、上の文章のように熟語には場合によって間に別の単語が組み込まれる場合があります。丸暗記方式でこの表現をそのまま覚えてしまうと、上の用な応用表現になかなか対応するのが難しくなります。とくにこの ‘ due ‘ という単語は ‘ due to ‘ の場合は「〜のせいで、〜の理由で」という意味になりますが、’ due ‘ という1単語のみで使われる事も多く、その場合の意味が「〜する予定になっている」と全く異なる意味になりますので要注意単語です。
上の文章ではこの ‘ due to ‘ の間に、 ‘ due in part to ‘ と’ in part(一部分においては) ‘といった表現が組み込まれています。そこで、実際のTOEIC問題では ‘ in part ‘ 部分を省いて考えれば見慣れた表現のまま訳をとることができます。
due in part to bitter factional infighting(一部分においては激しい党内の争いによる〜)
その他ににたような表現であれば、みなさがんよくみたことがある ‘ depend on ‘ という熟語にも応用を用いることができますね。方法は上の表現と一緒で間に追加表現を組み込むだけです。
depend on(〜に依存する)→ depend in apart on (ある一部では〜に依存する)
このように自分がすでに知っている表現が実際の文章にでてきた時、いままで覚えていた以外のかたちで使われているものも問題なく見抜くことができればオッケイです!
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