カナダ・ブリティッシュコロンビア州の教育現場が大変なことになっています!
先月からカナダで話題になっていた、BC州公立学校の先生&スタッフによるストライキがついに始まってしまいましたね〜!現場の主張はスタッフの福利厚生のさらなる優遇と学校環境の改善等ですがとりあえず今日から3日間のストライキ突入という事で生徒達は学校に行けない状況になっています。まだ小さいお子さんを持つ親御さん達はとても困っているようです
今回のストライキは教師陣だけではなく、生徒達も放課後に抗議運動を行うというかたちで参加しているようです。
こちらはある生徒の記事を紹介しているサイトからです
This is exactly what the newly emerged, student-led Facebook group called B.C. High School Student Walkout is attempting to repair. It is in solidarity with teachers, and its intent is to demand fair negotiations from the government concerning inclusion of special-needs students, increasing teacher wages, reducing class sizes, and providing funding for schools. In addition, this group protests Bill 22.
重要だと思われていることには、充分な税金が当てられているように、いつも感じられます。それはただ、政府の優先順位です。教育はそのリストに載っていないようです。そのしわ寄せは、先生たちだけではなく、生徒たちにもきています。故意にBC州の教育システムを軽視することで、政府は何を言っているのでしょう?
—Happiness of the Dayより
ところで、バンクーバーやその他の州の人達はこのストライキについてどんな意見を持っているのでしょうか!? 賛成?反対?現地紙のVancouverSunで行ったアンケートでは次のような結果がでているようです(2012年03月5日現在)
この結果だと、支持する人が約52%で、支持しない人が約38%。そして「とりあえずmediation(調停)からすべきでは」という人が9パーセントで、どうでものいいしょ!?的なひとが約1パーセントちょっと。半分以上の人は今回のストライキを支持してるんですね
今回のストに対するBC州の動きですが、Bill22なる法案を法令化する予定で、これが決まればストライキが違法行為になるというものです!そもそもストライキって、労働者に与えられるべき1つの権利では・・・当然あるべき権利を法という権力で無理矢理押さえ込んでしまうよかのようなそんな印象を受けているひとも少なくないようです。だったらBill22なんて関係ない〜!といいたいところですが、罰金がありえない程高いようで(一般教職は違法ストライキ1日につき$475(日本円でやく45000円)で立場によっては最高1日130万ドル(約1億1000万)にもなるようです)対抗したくてもどうしようもない状況のようです。
今後の教育の事を考えればストライキはやむを得ないのかもしれませんが、結局最終的に誰が一番困るかというと、学校に行けない子供達のような気もしますが、どうなのでしょうか!? 非常に難しい問題ですね〜。
何はともあれ、1日でもはやく両サイドが和解に向かって話をまとめてくれる事を望みたいところですね