14日付けのYomiuri Onlineの記事によると、現在英語の資格テストとしてTOEICの人気が急上昇しているとのことで、現時点で受験者数日本国内トップの英語機能検定試験(英検)と肉薄状態という事です!
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http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20120414-OYT9I00415.htm
TOEICといえば、カナダに来る留学生やその他の英語を勉強している人だけではなく、今や大学生の就職活動の際に必ずといっていい程重要視されているテストですね
私達のAbleに来る生徒の皆さんが口を揃えて言っていますが、TOEIC 伸すコアは就職活動にはなくてはならないものになっています。それを裏付けるような今回の記事、一昔前までは英語の検定試験と言えば「英検」だったのが、ここ数年で英語力=TOEICのスコアといのが、大学生や企業側の常識となっているようです。
こちらの画像はサイトで紹介されていたTOEICのスコアとレベルで各レベルが実際のどのような評価とつながるかの例を挙げている者です。(画像ソース)
私達の学校に来る大学生のたくさんの方がよくお話しされるのが、「卒業までに800点を超えたいんです!」というコメントです。今日本では、上の画像にも紹介されている楽天やその他の多くの企業で英語のコミュニケーション能力を重視する傾向にあるようで、企業として国際競争の中で生き残っていくためにはやはりこの英語能力は必ず必要とされていて、今後はその傾向がますます強くなっていくようですね
ところで、TOEIC自体はかなり昔から存在しているテストですが、どうしてここ今頃になってようやくテストの意義が浸透してきたのでしょうか!? それについて、社内で英語を公用語としている楽天の三木谷社長は次のようなとても興味深い事を述べられています。
日本の一般的な社会人は、小・中・高・大でだいたい3000時間英語の勉強をしている。3000時間勉強してしゃべれないのはどういうことだ、どういう教育なのだと思っている。
〜中略〜
教育のやり方も「今のままの英語教育ではダメだ」と、教育自体が変わって、結果として日本はやはり国際化
しなくちゃいけないと、社会観が変わればいいなと思って(英語の社内公用語化を)始めた。
英検というのはもともと文部科学省認定の英語試験で、簡単に言うと政府主体でつくられた英語能力技能テストです。対するTOEICはEducational Testing Service(ETS)というアメリカの団体が作ったテストとなります。単純な比較で言えば「日本人が作ったテストVSネイティブスピーカーが作ったテスト」ということになります(もちろん英検にもネイティブスピーカーが関わっていますが)。
三木谷社長の言葉を借りれば、今までの英語教育=英検、これからの英語教育=TOEICといった感じでしょうか!?中学校から大学まで英語を勉強してそれでもコミュニケーション能力がつかないというのは、やはり学校で習う英語と実社会で使われる英語との間に大きなギャップがあるからですね。受験や英検などで必要なとても難しい単語の数々ももちろん知ってて損はないですが、まずはやはり一般的なビジネスや実生活の中で使えるレベルの英語力や単語力が必要とされるところになっていくのではないでしょうか
もちろん、ただテスト対策をして点数を上げていくだけでも社会で通用する事はできませんね。記事で紹介されている、TOEICスコアを入社の基準に設けているという事は、あくまでその人の英語力を指し示す指数としてで、本当に必要とされているのはそのスコアに見合った実際の英語力になります。
今はTOEIC対策本や単語暗記長等多くの書物が市場にでていますが、点数と実際のコミュニケーション能力との両方をしっかりと持ち合わせて、国際社会で活躍が出来る人材を目指していただきたいですね
最後の方はなんだかすこし固い話になってしまいましたが、今人気急上昇のTOEICテストで目標点数をゲットして、憧れの就職先や今後のキャリアアップを目指してみてはいかがでしょうか