こちらのブログでは、当校校長の西浦美枝子が書き下ろした「TOEIC(R) TEST日本人が必ず間違えるひっかけ問題100選」に登場する問題をさらに詳しく掘り下げてみていきます
今回紹介するのはPart2会話応答編の「ここでつまずく第1位」の文章を見ていきたいと思います
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スクリプト
Didn’t you complete the annual report?
a. Not quite
b. Yes, once a year
c. No, I need the manual
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〜日本語のはい/いいえは、必ずしも英語のYes/Noではない!〜
この問題は、まさしく日本人が間違える第1位というにふさわしい問題ですね
本の中の説明にもある通り、Don’t you….., Aren’t you…….のような質問に対する答えは日本語で考えたときに「いいえ(日本語だとNo)」と答えるときでも、英語では「はい(Yes)」で答えるときがあります。ややこしいですね
このような形式は、付加疑問文(…….., don’t you?, …….. isn’t it?)の質問にもいえることです。例えば、次の文書を見てみましょう:
You don’t like Sushi, do you?
(お寿司嫌いですよね?)
→はい、嫌いです。と答えるときにYesとNoのどちらを使うべきか!?
正解は「No, I don’t like Sushi」となります。日本語だと「はい」なのに英語だと「No」ってややこしいですね〜 しかしここも本書の説明とおり「Yes/No」に惑わされないで、質問に対して、自分がどうなのかということを基準に、好きならYes、嫌いならNoといえばいいのです!
ポイントは質問文ではなく、自分の答えが肯定文なのか否定文なのかということですね。
You don’t like sushi, do you?
(自分が好きということ肯定文)I like sushi…………YES, I like sushi.
(自分は好きではないという否定文)I don’t like sushi……..No, I don’t like sushi.
難しいことは考えずに、自分の答えを基準にYes/Noを決めれば何も問題がない質問になりますね!
この形式の問題はPart2では頻出の問題になっていますので、今のうちにスッキリと整理をして本番で似たような問題が出たときにも、困惑することなくささっと答えられるように準備をしておきましょう!
ポイントは美枝子式の「Aren’t you は Are you、Didn’t youはDo you」です