11月も半ばにさしかかり、日本もバンクーバーも日に日に寒さが増してきましたね。寒い冬といえば、骨の芯まであたためてくれるスープ
こちらのVancouversunの記事では、冬の季節にぴったりのあったか”Fish Soup”を紹介しています
料理好きの方も、普段はあまり料理をしないという方も是非こちらで紹介されているスープを試してみてはいかがでしょうか!?
さて、今回はこちらの記事にも出てくる「可算名詞」と「不可算名詞」をみてみましょう〜
〜数えられる名詞=可算名詞、数えられない名詞=不可算名詞〜
まず、可算名詞、不可算名詞というと文法用語になるので、「一体何!?」と構えてしまう方や、「昔英語の授業で聞いた事はあるな〜」という方なんかもいらっしゃると思いますが、特に難しい事はありませんね。簡単にいうと、数えられる名詞と数えられない名詞の事です。文法的な違いでいうと、可算名詞には複数形の-sがついて、冠詞もaやtheがつくが、不可算名詞には複数形の-sや冠詞のaをつける事(不可算名詞は基本的に単数あつかい)ができないという点がありますね。
通常、犬(a dog, dogs)や本(a book, books)など、大半の名詞にはaや-sがつく可算名詞となりますが、物質や液体や材料や素材等の形がない名詞、抽象的な考えや漠然とした物を表す名詞、全体で1つとしてとらえる名詞等は基本的に境界線がなく数えられないものとみなすので不加算名となります。
名詞の基本的なルールは、「名詞は裸では使えない=名詞には必ず冠詞やmyやhisなどの代名詞とセットで使う」となっていますが、不加算名に限っては何もつけなくてもいいという特別なルールが適応されます
例えば次の文を見てみましょう
To serve, mound ½ cup (125 mL) of rice in the centre of eight shallow soup plates (you can press the rice into a small ramekin or custard cup and unmould in the middle of the bowl to make it look more professional).
Surround the rice with the seafood and ladle the soup overtop. Sprinkle with reserved cilantro and serve.
“Warm up on the inside” Vancouver Sun November 07, 2012 by KAREN BARNABY,
この文を見ても基本的に名詞にはaやtheがついていますが、1つだけ何もついていない、名詞だけで使われている単語がありますね。”rice”ですね。riceは代表的な不可算名詞の1つで、上の文のようにtheをつけても、何もつけなくてもどちらでもよい名詞になっています。お米というと、粒としては一粒一粒手にとれますが、一般的に考えて茶碗一杯に何粒のお米が入っているかは誰も考えませんね。なのでお米は不可算名詞となり、冠詞はつけても問題なしという考えです。
このように、一般的には名詞には冠詞がつかなければいけないのですが、それはあくまで可算名詞だけのはなしで、不加算名詞には逆に不定冠詞のaなどは逆につけてはいけないのですね
こちらがTOEICにもよく出てくる代表的な不可算名詞の一覧となりますので是非覚えておいてください:
advice, accommodation, baggage, bread, cheese, equipment, furniture, information, knowledge, money, pasta, work, progress, research, travel, coffee, tea, information….etc
可算名詞と不可算名詞の見分けは慣れるまではちょっと大変ですが、どれもわりとよく使われる単語なので少しずつ覚えていきましょう